引き渡したお客さんから換気扇から冷たい風が入って来るのだけど何とかならないかと相談が有りました。
機械の不具合かと思って換気扇のメーカー担当者に見に行ってもらいました。
 
換気扇の機械には問題は無いようです。
外の風が強い日とか風の向きで外気が逆流してきているのでしょうか?
色々調べたら確かに換気扇から冷たい風が入って来てます。
 
換気扇のメーカーと色々相談したら、換気扇に連動したシャッター栓が有りました。
メーカー純正品では有りませんが適応品です。
 
それでは換気扇に取り付けをしてみましょう~
 
 
換気扇のパネルを外して部品の交換です。
いつもの電気屋さんが手際よく作業を行ってくれてます。
換気扇と排気パイプの間に空気の逆流防止用栓が付いています。
 
 
純正の逆流防止栓は換気扇を動かした時に風の力で開く栓です。
換気扇が止まると蓋が下りて閉まる簡単な仕掛けの器具です。
こんな感じの栓です
 
 
換気扇が動くと風の力で蓋が開きます。
パコパコって開く感じです(笑)
 
 
次は電動シャッター栓に取付交換です。
電動シャッター栓の写メを撮るのを忘れてました・・(涙。。ガックシ)
 
純正のシャッター栓と電動シャッター栓を比べると、電動シャッター栓の隙間は1/4か1/5位の隙間の無いシャッター栓でした。
換気扇を動かすと連動してシャッター栓がパッコンと開く事になります。
純正と比べると超隙間が少ないです。
 
 
電動シャッター栓の交換が終わりましたのでパネルを取り付けをして完了です。
キッチンに立っていると換気扇からの冷たい風を感じる事も無くなります。
電動シャッター栓取付OKです。
 
高気密高断熱の家になると僅かな隙間からの冷たい風が気になります。
高気密高断熱の家を謳っている会社でも換気システムを第三種換気を使っている会社が多く有ります。
第三種換気システムだと空気の取り入れ口から冷たい外気がダイレクトに入ってきます。
しかし第三種換気を採用している会社は・・・冷たく無いですと言っています。
 
外の冷たい空気が給入口から直接入ってくれば寒いでしょう!!
気密が悪い隙間風の多い家では換気扇や空気取り入れ口から冷たい風が入っても、色々な所から冷たい空気が入って来ているので気にならないと思います。
 
熱交換の第一種換気システムの空気取り入れ口が各部屋の天井に配管されているタイプでも冷たい風が入って来ているのが感じられます。
熱交換している空気でも冷たく感じる事が有るのですから、外からダイレクトの第三種換気ではモロ冷たい空気です。
 
家は住みながら快適になるようにチューニングが必要です。
力技で家を快適にするのは経済的では有りませんね。
 
極力費用を掛けずに快適な家を目指す「松尾式エコハウス」を受講していると暮らしやすい家を作る事が出来ます。
家を建てるとその後50年80年と使って行くことになるのでしっかりと良い物を使いたいですね。
 
家を快適に経済的にする設計木花家です。
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