早いもので3回目の年次点検に来ています
 
この家は北陸では珍しい焼杉板張りの家です
施主さんと一緒に板を焼いたのが良い思い出ですね
一緒に焼杉板を作ろうって・・・凄いDIYです(笑)
 
先ずは外回りを見て回りましょう
 
杉板の外壁材ってあまり持たない印象が有りますが・・・
実際は窯業系サイディングよりはるかに長持ちの材料です
ノーメンテナンスで30年は軽く持ちます
 
金沢で言えば大野町の醤油蔵が良い例です
かなり年数が経っていますが外壁としては十分問題ありません
 
方角的に少し焼杉の酸化層が剥がれて来ていますが
耐久性には問題は有りません
不思議と昔の人は長持ちする工法を分かっていますね
 
 
次は第一種換気システムのフィルターを見てみましょ~
 
 
第一種換気システムはマーベックス社の澄家です
カバーを外してみます
定期的に清掃されていますので綺麗です
 
 
次は排水管に有るグリストラップを見てみます
 
蓋を開けて見ましょう
おぉぉ~~ここも綺麗です
ちゃんと定期的に清掃を行っていますね
 
 
外部は問題が無かったので家の中の点検です
第一種換気システム本体を見てみましょう
 
 
中は綺麗です
それでは熱交換素子を見てみましょう
 
 
大きな埃の塊も無く綺麗です
せっかくなので熱交換素子も掃除しましょう
熱交換素子ってなんかすごい装置のような気もしますが
実際は紙をミルフィーユの様に重ねて有ります
ダンボールの薄い紙みたいな感じです
仕掛けは単純な装置ですが優れものです
 
 
箱の中も掃除をします
 
 
第一種換気システムの点検は終了です
最後に床下点検です
毎回もう少し痩せてたらと思いますが・・・・(笑)
 
 
床下を隅々まで見て回ります
隅の方に行っても空気の澱みも無く良い感じです
この感じが家にとって良い環境です
 
 
給排水管からの水漏れも有りません
良い仕事をしてますね~~お宝鑑定団風(笑)
 
 
UBからも水漏れも無く綺麗です
 
 
もちろんGの形跡も無く綺麗な状態です
家にとってこの乾いた状態がとても重要です
 
全て問題なく合格です
また一年後に点検に伺いますのでよろしくお願いします
 
地味だかしっかりと年次点検をする設計木花家です
本物の高気密高断熱の家を原価で建てる設計木花家です