この所世界中で大きな地震が発生しています
世界中・・・特に日本は何処で地震が来るか分かりません
地震はいつ来るか分かりませんが、地震に耐える建物は分かります
家の下敷きになるのは嫌ですね
家族が住む家が安心出来るって良いですね
地震に強い家を建てましょう~~~
松尾塾で一緒に学んでいる「株式会社むとう工務店」さん主催の等身大実験に参加して来ました
場所は埼玉県草下市です
それでは新幹線でレッツゴー
時間が有ったので新幹線をパシャリ
新幹線が出来てから関東圏も近く感じるようになりました
快適に現地に向かいます
実験場は埼玉県草下市に有る
アイディールブレーンさんの試験場です
小さな工業団地の中に有る建物です
外に看板も無いので・・・何か怪しい建物にも見えます(笑)
内部に入ると大きな実験装置が有ります
構造材の耐力試験をする装置です
大臣認定試験の装置と同じ装置です
大臣認定試験をするのも相当の費用が掛かりますので
事前に同じこの装置で試験をしてから
大臣認定試験に臨む事が多いそうです
今日のプログラムです
それでは実験を開始しましょう
先ずは今日の試験を開催するむとう工務店の武藤社長さんです(左)
大工さんなので現場の収まりや構造に詳しいです
アイディールブレーンの技術担当者です(右)
今回の実験は耐力面材の強度を調べるのでは無くて
破壊して壊れるまでに制振テープのエネルギー吸収を確認します
同じ材料でも制振テープ有るのと無いのでは何処までの力で破壊するかを確認します
先ずはタイガーEXボードです
木花家でも標準仕様のボードです
力を徐々に掛けて行きます
初めは変化が有りません
段々大きく力を掛けます
こんなに大きく力を掛けて傾くと家は潰れています
震度7でもこんなに傾く事は有りません
しかし今回は破壊するまで力を掛けて行きます
想定内の力では制振テープもエネルギー吸収をして変化が有りませんが
破壊まで来ると・・・壊れます
あったりまえじゃん(笑)
釘が浮いて来ています
釘打ちのピッチや深さも施工要領に明記されていますが
実際の現場では全てを施工要領と同じに施工する事は出来ません
設計には必ず安全率を考えていますので許容範囲です
全て施工要領に基づいて施工を出来ますが・・・
人件費その他の費用はびっくりするほど高くなります(涙。。)
写真はノボパンと制振テープの様子です
制振テープの有るのと無いのと何度も力を加えています
耐力データーは制振テープが有ると有効に働いています
タイガーEXボードとノボパンとの2種類の面材に
制振テープの有るのと無いのを何度も力を加えて
破壊する迄の力の測定を行いました
夕方は懇親会です
良い感じで専門的な話をしています
構造関係の人は有名な大学の先生とコラボしていますので
裏話はとても興味深く話を伺えました
色々話が出ましたが地震に耐えるには
先ずは耐震等級3の建物にする事が一番大切です
それで予算的に余裕が有れば制振テープや制振装置が良いと思います
耐震をそこにして制振装置は違うと思います
許容応力度計算した耐震等級3にする事が必要です
その後に制振装置が良いと思います
むとう工務店さんありがとうございました。
家族が安心して住める家を作る設計木花家です
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