地震の耐震と倒壊状況をシミュレーションするウオールスタットの年次報告会が有りました。
年次報告会も今回で3回目です。
毎回参加しています
 
今回もZoomで100名程の参加で、会場には30名程参加されました。
京都大学の「京都大学准教授 中川貴文先生」が中心になって開発されたソフトです。
レジメに沿って報告会の始まりです。
 
 
それぞれの研究者さんや学生さんが実際の揺れとシミュレーションとの整合性の報告です。
 
 
リアルの破壊データーとシミュレーションとを比べています。
地味な研究ですが回を重ねてシミュレーションソフトの精度を上げています。
 
能登地震でも伝統的文化財の建物被害も多く有りました。
耐震補強方法も色々検討されていますが伝統的建物との見た目が問題になりますね。
 
 
 中川貴文先生より能登地震の被害状況と今後のシミュレーションソフトへの対応の説明です。
2000年以後の新耐震基準の家は被害が少なかったのですが、地震後も住めるとなるとまだまだですね
 
 
 
能登に設置されている地震計のデーターです。
被害の大きさが広範囲なのが分かりますね。
接合部に金物取付が義務付けになった建物も被害が有ります。
 
 
耐震等級1では大きな地震でも家の下敷きにならずに逃げる時間を確保出来る家です。
耐震等級2では家の損傷は少なくなる家ですが住み続けられる家かと言うと・・難しいですね。
耐震等級3では被害もほぼ無く大地震後も以前のように住み続ける事が出来ます。
 
耐震等級1でも法令違反をしている訳で無いので業者さんには責任追及は出来ません。
安くて綺麗な家が出来て喜んでいても住めなくなると大きな損害ですね。
YouTubeでも耐震等級2で十分だと言っている人も居ますが、責任を問われること無いので何でも言えます。
 
 
家族が安心して住める家が良いですね
実験と検証をしてシミュレーションソフトの精度を信頼できる物にしたいです。
シミュレーションソフトを使って災害に強い家づくりを行っています。
 
家族と財産を守れる家づくりをする設計木花家です。
本物の高気密高断熱住宅を原価で建てる設計木花家です。