一般的な住宅は断熱性能を良くするとお得だという事が知れ渡ってきました。
次は賃貸住宅の断熱性能を良くしようと言う流れです。
 
一般的には賃貸住宅は建築投資と家賃収入の利益で運営されています。
断熱性能を良くすると賃貸住宅に住まれている方も光熱費が掛からないのでお得で快適です。
良い事ずくめのように思えますが・・・建築費が上がれば家賃も上がります(涙。)
高い家賃でも入るってくれる人が多ければ問題は無いのですが、そのバランスが難しいですね
 
これまでも断熱性能についての講義を行ってくれる東京大学准教授 前真之」先生です。
 
 
家も賃貸住宅も一度建てると長く利用していく事になりますので、長期的に建物の存在価値を考えて行かないと後で困った事になりますね。
 
性能の良い家は建てる時には建築費が高くなりますが、将来的には必ずお得になる事が分かっています。
生涯のお金と体の負担を少なくしたいと思ったら性能の良い建物がお金も体にも負担が少なくて済みます。
 
 
何処に住んでも快適な家は良いですね~~~
一度快適な家を体験すると以前の家には戻れないです。
 
 
 
ZEHは高性能な感じを受けますが今後は最低基準になります。
ですからこれからはZEH以上の建物を建てましょう。
建てた後で断熱補強は凄くお金が掛かりますので、建てる時に断熱はしっかりとしましょうね。
 
 
賃貸住宅も断熱の良い家は良いですが家賃を考えるとどうでしょう
最近賃金が上がって来ていると言われていますが、私の回りは物価上昇以上に賃金が上がっていない人が多いです。
実質的には所得が下がっている状態なので、現時点では高い賃貸住宅に入るのはかなり負担だと思います。
家賃が安くても低性能な賃貸住宅では光熱費が高くなります。
家賃と光熱費のバランスが難しいですね。
 
しかし今後は性能の良い賃貸住宅が徐々に増えて来ると思います。
収入が増えて来ると良い循環が出来ますね。
 
 
マニアックな話ですが、実務者が良く使う家の性能を調べる基準となるWEBプログラムが有ります。
誰もが使う基準のWEBプログラムなので低性能な家と高性能な家ではなかなか実態と合わないです。
WEBプログラムはどちらかと言うと低性能な家に合わせて作られているので高性能な家を建てている方は性能値が低く出てしまいます。
 
 
研究機関からWEBプログラムの変更を提案しています。
今後WEBプログラムの変更が行われる検討会が有りそうです。
断熱等級4を基準にしている家と断熱等級6・7を基準にしている家では使っている機材が違うのでそれぞれ実態に合ったデーターが出てくると比較が出来て良いですね。
 
戸建て住宅の断熱性能強化はかなり浸透してきました。
今後は賃貸住宅も断熱性能強化が進んで来るでしょう。
賃貸住宅の家賃と光熱費と太陽光発電使用量のバランスが今後の課題になると思います。
 
これまでも何度も聞いている前真之先生からの講義の話でした。
 
賃貸住宅も省エネ仕様になりってきます 
エネルギーの掛からない住まいが良いですね。
 
快適な住まいを考えている設計木花家です
本物の高気密高断熱住宅を原価で建てる設計木花家です