今週は色々忙しくてブログも空いていました。
家の2年点検です。
家を引き渡しをしてから細かな不具合や住み方の慣れなど有ります。
2年程で初期の不具合と住み方の要領が分かって来る時期になります。
2年点検はオープンシステムの本部に報告義務が有る点検になります。
 
それでは点検を始めましょう~
先ずは外の点検です。
地震後なので入念に見て回ります。
 
 
北陸では珍しい焼杉板張りの外壁です。
事務所で杉板を施主さんと一緒に三角焼きをした思い出の板です(笑)
木花家では壁塗りやタイル貼り等施主さんと一緒にDIYで家づくりを行っています。
板の繋目や角などの一次防水が弱い点も有りますが、水が入っても二次防水がしっかりとしているのと、通気層がしっかりと計画されていますと乾きますので大丈夫です。
 
昔の人は経験から長持ちする工法を考えていましたね。
新しい工法も10年経つと廃れている工法も有りますので注意が必要です。
何十年と使う家は長期に渡って長持ちする事が一番大切ですね。
 
外部点検前にパシャリ(笑)
 
 
外部には問題は有りません。
良く忘れるのがグリストラップの掃除です。
キッチンからの排水に油を貯めるマスが必ず有ります。
1年に1~2回は掃除が必要です。
年次点検の時に必ず一緒に点検を行っています。
匂いがするので蓋を開けるのには勇気が必要です。(笑)
 
 
おぉぉぉ~~綺麗に掃除がされています。
大丈夫です。
家の生活マニュアルにも書いて有りますので実行されていますね。
 
外部は合格です。
 
次は室内の点検です。
普段使う室内で不具合が有れば直ぐに分かりますので問題は有りません。
 
問題は普段見えない所の点検が大切です。
それでは床下に潜って点検です。
 
 
地震の後なので基礎にひび割れが無いか、給排水から水漏れが無いか重点的に検査を行います。
床下を隅から隅まで見て回ります。
台車に乗ってコロコロ移動をしています(笑)
 
基礎コンクリートにひび割れが無いか点検です。
 
 
基礎コンクリートにひび割れは有りません。
しっかりとした基礎になっています。
見えなくなる基礎にも鉄筋構造を強化しているので大丈夫です。
工事金額だけで比べると後で後悔しますね。
現場にしっかりと予算を掛ける事が重要です。
モデルハウスやパンフレットの営業経費で良い家は建たないですね。
 
次は給排水の点検です。
地震で水漏れが無いか特に注意して点検です。
 
 
大きく水漏れがしてれいればそれはそれで直ぐに気が付きますが、ポタポタと漏れていると気が付きません。
気が付いた時には被害が広がっている事が多いです。
ヘッダー配管もしっかりと施工されています。
排水も問題は有りません。
 
水を多く使うUBの下を点検しましょう。
台車に乗ってコロコロ移動です。
 
 
UBの下も水漏れも無く綺麗な状態です。
地震でずれたり水漏れ等有りません。
大丈夫です。!!
 
能登地震で家も揺れたと思いますが耐震性能を考えて設計していますので問題は有りません。
家族が安心して長く住み続ける家が良い家です。
 
それではまた1年後に点検に来ます。
 
家族が安心して長く住み続けるを建てる設計木花家です。
本物の高気密高断熱住宅を原価で建てる設計木花家です。