完成引き渡し後2年が経ちましたので2年点検を行いました。
1月1日の能登地震後の点検です。
 
先ずは外周の様子を見て回ります。
 
 
後ろに回って見てみましょう
 
 
外壁や基礎には問題は有りません。
大丈夫です。
 
おっと・・・エアコンの排水をDIYで作ってあります。
エアコンからの排水が外部の土間コンを流れて集水桝に流れるのですが、排水は土間コンを汚しますので集水桝まで導いてあげると良いですね。
 
一般的には外部は土だったり砂利だったりが多いのでエアコンの排水をそのまま流しても土に染み込んで気になりませんね。
木花家では家の周りの湿気や排水を考えて基礎の回りは必ずコンクリートにして湿気や水溜りが無いようにしています。
 
 
2台のエアコンの排水を繋げて集水桝まで延長していますね
まめなご主人です。
 
 
外部は問題は有りません
良好なので次は内部を確認します。
 
室内での不具合は直ぐに分かりますので問題は有りませんが・・・普段見ない床下の点検は重要です。
それでは恒例の床下に潜って見ましょう~
 
 
基礎コンクリートにひび割れも無く良好です。
次は給排水設備の確認です。
 
 
排水管からの水漏れなく良好です。
給水ヘッダー配管も問題は有りません。
ヘッダー配管は他で水を使っていても水圧が変わらないので良い方式です。
枝配管だと遠い所の水栓は途中で使っていると水圧が下がってしまいます。
細い配管でも水圧に問題が無いので節水になり一石二鳥の方式です。
 
 
床下の狭い場所ですが隅々まで通れるように設計しています。
台車に乗ってゴロゴロ見て回ります。
 
 
第一種換気システムも計画通り換気されています。
床下もカラカラの良い状態です。
このカラカラの状態が家にとってとても良い環境です。
 
 
2年点検は合格です。
見るとビビるGの形跡も無く大丈夫です。
それではまた来年点検に伺います。
 
地味な作業ですが大切な点検を必ず行います。
長く住み続ける家は早期発見が大切です。
 
普段見えない所も点検をする設計木花家です。
本物の高気密高断熱住宅を原価で建てる設計木花家です。