3月末にNPO法人河北潟瑚沼研究所さんが主催するセミナーに参加してきました。
セミナーの内容に災害復興が有りましたので参加しました。
 
セミナー会場は石川県地場産業振興センターです。
地元では地場産と言わている建物です。
部屋が大・中・小と何部屋も有りますのでセミナー会場で良く使われている場所です。
 
 
セミナー会場に到着です。
今回のセミナーは会場参加とZoomでの参加になります。
 
 
 
会場も満席です。
Zoomは定員一杯になったので早々に締め切りになりました。
 
 
東日本大震災の復興の時に貴重な動植物が生息している河口や湿地を避けて防潮堤を作って貰うように活動をした報告です。
甚大な被害の復興事業の防潮堤なので、貴重な動植物の生息域を守る訴えはなかなか理解されませんでしたが粘り強く訴えた事で配慮された報告が有りました。
 
 
残された人の人命なのか、または動植物なのかどちらを優先するか悩みますね
どちらも大切と言うのは簡単ですが・・・考えさせられました。
 
外国での動植物と人の共存報告も有りました。
それぞれの国の考え方や地域性で変わりますね。
 
最後に河北潟の液状化と対策の話が有りました。
輪島地震での液状化と地盤の横滑りの説明です。
液状化や地盤の横滑りの場所は昔は潟で埋め立てをして宅地になった所です。
土木工事では昔の名称や地形を遡って調べます。
昔から谷や沼などの地形は注意が必要だと言われてますね。
 
 
家を建てる時には過去の地形図やハザードマップを確認して選ばないといけませんね。
今回の地震でもハザードマップはかなり正確に被害の想定をしているで確認は重要です。
潟など埋め立てて出来た宅地は液状化や不同沈下のリスクが高いと説明が有りました。
 
そこで東京や大阪や大都市では海を埋め立てをして工場やマンションを建てています。
大きな地震が来るとかなりやばいと思います。
被害は河北潟の程度ではないと思いますね。
埋め立てをして作った土地は地盤とインフラの被害が予想されます。
大都市で大地震に遭うと大変な被害になりますね。
 
今回のセミナーは地震で起こった河北潟の地盤メカニズムや対策の話がメインかと思って参加しましたが、自然保護の話が多かったのでちょっと思っていた内容とは違っていました。
 
後半に地震と地盤の対策の話が有りましたので・・まっ良いか(笑)
 
ハザードマップで土地の安全を確認する設計木花家です。
本物の高気密高断熱住宅を原価で建てる設計木花家です。