今日は少しマニアックな話になります。
民間の団体でHEAT20と言う団体が有ります。
これまで断熱のレベルG1・G2・G3と日本の住宅断熱レベル指標を作って来た団体です。
国土交通省より断熱等級5・6・7と基準が発表されましたのでHEAT20の断熱基準も達成した感が有ります。
 
そこで次の目標を考えて行きます。
次は既存住宅の断熱改修です。
 
 
HEAT20の理事「鈴木大隆」先生です
いつも物静かに話をする先生です(ニッコリ)
 
最近は空き家が沢山有って今後の活用方が課題となっています。
既存住宅を耐震改修と断熱改修をして活用しようって話なのですが・・・
 
 
 
今のままの既存住宅では耐震も断熱も貧弱で利用価値が低いので魅力は無いですね・・・
既存住宅を何処まで耐震改修と断熱改修をするかで費用がかなり違ってきます。
 
 
既存住宅をフルに耐震改修と断熱改修をするとなると・・・新築より費用が掛かってしまいます(涙)
そこで1階だけとか、リビングだけとか耐震改修と断熱改修をすると費用が掛からずにする事が出来ますが、何か中途半端な事になりそうです。
 
新耐震基準を満たしているだけでは最近頻発している大きな地震には耐える事は出来ないでしょうね
地震で倒壊は免れても住め無くなれば家の資産価値はゼロになってしまいます。
 
次は都道府県別で一人当たりのエネルギー消費量のグラフが出て来ました。
北陸3県では富山県・福井県より石川県が一人当たりのエネルギー消費量が少ないようです。(赤〇が石川県です)
富山県や福井県は石川県より家が大きいからエネルギー消費量が多いのかな?
 
同じ6地域の東京よりは石川県は一人当たりのエネルギー消費量が多いですね
暖房のエネルギーが東京と石川では違うからなのかも知れませんね
色々な所からデーターが出て来ます。
 
 
既存住宅の耐震改修や断熱改修も数値で改修前と改修後を提示すると良いですね
どれだけ良くなったか分かると思います。
 
改修レベルと改修費用を考えて判断する事になりますね
大きな地震が有った石川県に住む私としてはやっぱり新築でしっかりとした家を建てると資産価値も担保出来るのでお勧めします。
 
家族が安心して長く住める家を建てる設計木花家です。
本物の高気密高断熱住宅を原価で建てる設計木花家です。