HEAT20でおなじみの「鈴木大隆博士・岩前篤教授」両先生による本が12月5日に発売されました。
書店やAmazonで購入する事が出来ます。
 
 
HEAT20で指標としたG1・G2・G3の断熱性能の家に実際に住んで見ての感想や快適な断熱性能の話が載っています。
技術者向けの本は細かくて難しい本でしたが、今回の本はこれから家を建て人が読んで理解出来るように分かりやすく書いて有ります。
 
家の中が何処も同じ温度の家は健康にも良いです。
夜にトイレに行って寒かったら嫌ですよね。
 
 
夏の暑い時に外から家に入るとガンガンに冷えていたら入った時はス~~と気持ち良いけど長い時間居ると不快になります。
程よく自然な感じで冷房が効いていると長く居ても快適です。
暖房も冷房も自然な感じのトロトロ暖冷房が良いですね。
 
 
断熱性能の良い家になると家の気密がとても重要になります。
気密の重要性は本に詳しく書いて有りますのでとても参考になります。
極端な気密値を誇っている会社も有りますが、高気密値が良いのはそれはそれで良いのですがC値0.5以下はあまり家の温熱には影響が少ないようです。
 
木花家の仕様基準はC値0.3以下になっています。
実際は0.1~0.2がアベレージですね。
費用を掛けずに高気密に出来るレベルになります。
 
同じく断熱も高断熱にするのはそれはそれで良いのですが・・・ある時点から費用と効果を考えると思っているより効果が出ないようです。
その辺も分かりやすく書いて有ります。
専門的な事はあまり書かずに、これから家を建てる人に分かりやすく書いて有ります。
 
 
リビングに吹き抜けが有ると寒くて光熱費が掛かって大変だと聞く事が有ります。
断熱性能がG2より悪い家では吹き抜けを作るのは止めた方が良いと思います。
デザイン的には良いのですが断熱性能が悪い家で吹き抜けを作ると寒くて最悪ですね。
 
 
その他分かりやすく書いて有りますが、著作権も有りますのでこれ以上詳しくお伝えする事が出来ません。
最後に岩前先生の言葉がとても印象的でした。
これからの住宅の方向性を示しているようです。
 
 
費用を掛けずに高気密高断熱の家を作る設計木花家の理念に合っています。
建てると50年80年と使い続ける家は、少し費用が掛かってもしっかりとした家を建てると結局お得になりますので、これから家を建てる人は是非読むと良い本だと思います。
 
鈴木先生や岩前先生とはリアルで会ったりZoomとかで何度も講演を聞いている先生です。
案外ジョークも言う面白い先生方です(笑)
 
費用を掛けずに健康に良い暖かい家を作る設計木花家です。
本物の高気密高断熱住宅を原価で建てる設計木花家です。