建築知識ビルダーズ54号に「断熱性能をどのくらい上げれば光熱費が下がるのか」と言う興味ある記事が載っていました。
 
 
北は北海道から南は鹿児島までの代表的な地点での計算になります。
計算地点として金沢市も載っていましたので興味深く読んでみました。
 
 
以前より何度も言われていますが、金沢は6地域になります。
東京も6地域です。
金沢と東京と同じ地域になります。
地域区分では同じですが、東京と金沢は同じになるって・・・気候は違うだろうと思いますね。
それぞれの代表地点での暖房費と冷房費と合計が出ています。
 
 
計算結果を読んで・・・フムフムそれ位光熱費の差が有るのかと思って読んでいました。
そしたら全国の光熱費を計算した著者の「菊池組 菊池洋壽」さんのZoom講演の連絡が来ましたので早速申込しました。
計算の経緯や内容を詳しく説明してくれるので楽しみです。
 
 
G2やG2.5が良いとかG3はやり過ぎで費用効果のコスパが悪いとか色々情報が溢れています。
全部が間違えでは無いのですが・・・もう少し深堀してみたいと思います。
本に書いた計算結果の話をしてくれます。
Zoomなので質問したり分からない事は聞く事が出来ます。
 
 
 
最近はUa値だったりC値の数値競争になっている事も有ります。
そろそろ次の段階に入るのでないかと思っています。
同じUa値だったりC値が良いのに何だか寒い家や思ったり光熱費が掛かると言う話をちらほら聞きますね。
 
温熱の地域区分で5~7地域に住んでる人は日本全体の80%の人が住んでいるようです。
そうなればどうしても5~7地域の仕様の話が多くなりますね。
 
 
 
良く比べられる同じ6地域の東京と金沢です
地域的には同じ6地域なのですが気候はかなり違いますので、一緒に考えるのにはチョット無理が有りますね。
良く見る地域区分表です。
 
 
今後は断熱等級の話も進んできます。
以前は断熱等級4が最高等級でしたが、今後は断熱等級4は最低基準になります。
しかも断熱等級4は廃止になり断熱等級5が最低基準になります。
 
短い時間の間に断熱等級4が最高等級とされていた基準が最低等級となり廃止の予定です。
これまでに断熱等級4の最高等級の家だと言われて建てた人は・・・可哀そうです。
長い間寒い家と高い光熱費を払い続けなくてはいけない事になります。
 
寒い家は石油王にお金が行き、暖かい家は地元の建設会社にお金が行きます。
同じお金なら遠い石油王にお金を送るのでは無くて、近くの建設会社にお金が行くと良いですね。
これは当たっていると思いました。
 
 
 
日本の住宅の寿命がが短かったのはやっぱり寒い家なので住みたくないという事で、まだ使える家を取り壊して建てるので家の寿命が短かったようです。
 寒くて光熱費の掛かる家は嫌ですよね。
これから冬に向かうと身に染みて感じます。
 
 
 
本の内容やセミナーの内容は著作権の関係も有りますので詳しくお伝えする事は出来ません。
家を建てる時には少し費用は掛かりますが、家の断熱性能をしっかりと良くしてこれから何十年も使える家を建てる方が良いですね。
建てた家は、後には子供さんだったりお孫さんだったりが使って行ける家が結局お得で良いですね。
間取りも今の生活に合わすのでなくて将来も考えて間取りを考えないと将来のお子さんやお孫さんが使いづらくなります。
良い物を長く使う設計木花家の理念にも合います。
 
地域特性を考えてコスパの良い家を建てる設計木花家です
本物の高気密高断熱住宅を原価で建てる設計木花家です