今年になってから家の断熱性能の勉強会が多く有ります
今回は「新建新聞社」さんが行った家の断熱性能の勉強会です
新建新聞社さんは住宅に携わる会社に最新の情報を届けてくれる会社です
住宅に携わる建築会社さんのバイブルです
新建新聞社の社長さん「三浦 祐成」さんです
今回の勉強会のメインの「東京大学准教授 前 真之」さんの話です
何度も講演を聞いていますが大学の先生となると話は堅苦しいと思いがちですが私達にも分かりやすく話をされる気さくな方です。(笑)
いよいよ勉強会の本題が始まります
殆どエネルギーを輸入している日本ではエネルギーを掛けずに快適に過ごせる家を進める事が重要課題になっています
スカスカの家でどれだけ暖房や冷房をしても家は快適になりません(涙)
電気代の高騰で待った無しに断熱性能の良い家づくりが必要になってます
2025年から最低限断熱等級4+1次エネ等級4が義務化です
2025年までに二酸化炭素の排出量を50%カットする目標も有りますので急いで進めないと間に合いませんね
2030年から断熱等級5+1次エネ等級6を義務化に向けて進んで行きます
2030年までに二酸化炭素の排出量を0にするって目標も有りますので時間がないです
建築資材の高騰と工事費も上がって来ていますので家を建てる総額が高くなってます
断熱性能を良くするのも費用が掛かりますので悩ましいですが、断熱性能を落とすとこれから長く住む家の光熱費を考えると絶対に良くしないと駄目です
断熱性能を比べたグラフです
これも何度も色々な所で発表されているグラフです
分かりやすくて良いですね
設計木花家の標準断熱性能の断熱等級6・G2から断熱等級7・G3が一般的になって来ます
設計木花家ではG2からG2.5レベルが最適性能だと考えています
2025年が第一段階の目標年度なのですが・・・まだまだ追い付いていないようです
家の見積もり金額でハウスメーカーを比べられますが、断熱性能等が同じで無いと金額だけで良し悪しの判断をすると後で後悔しますね
2025年の断熱等級4は最低限の基準なので断熱等級4以上を目指しましょう
グラフで見ると断熱等級4の最低基準の位置が分かりますね
家の建築費が上がっていますが断熱性能をしっかりとした家を建てたいですね
少し家の大きさをコンパクトにする事で十分に断熱性能を上げる事が出来ます
OBのお客様で、プランの時にリビングが少し狭いかなと思っていましたが住んでみると広さも十分で何の不満も無く暮らせますと言って頂きました
家の広さより冬は寒く無くて夏は暑くなく光熱費の掛からない家が良いですね
どの部屋も同じ温度環境は部屋の移動も快適です
リビングからトイレや脱衣室に行くと寒いのは嫌ですね
断熱等級G2~G2.5を標準仕様にしている設計木花家です
本物の高気密高断熱住宅を原価で建てる設計木花家です