暑さ寒さに体がついて行けないのは歳のせいなのかな?
金沢もジメジメの梅雨ももう少しで梅雨明けになるのでしょうかね
梅雨が明けるとこれまたジリジリと暑い夏になるかと思っただけで体力が無くなりそうです(涙。。)
 
昨年から家が寒くて辛いので暖かくなるようにリフォーム出来ないかと相談が5件有りました。
建築年数は30年から50年程の家です
現地を調査すると、基礎との床下を覗くと土台もしっかりしていて問題は無いです
床下が無断熱の家も有れば、薄い断熱材を敷き詰めた家も有りましたが隙間も有るので断熱材が無いよりはまし程度の断熱です。
そして小屋裏も覗いてみましら、天井上に薄い断熱材が敷いて有りますが隙間だらけで熱はどんどん逃げていると思います。
 
隙間が多いために風通しが良いので土台や柱や小屋組の構造材はしっかりとしていました。
年数のたった家に多いのが、床がフカフカと沈む事が多いです。
床垂木はしっかりとしているのですが、床下地合板の接着剤が剥がれてフカフカになっています。
 
40年以上前の建物は耐震性が凄く弱いので地震が来たらかなり大きな被害になると思います。
そこで構造材がしっかりとしているので、土台・柱・梁だけにして耐震補強と断熱補強をする事を提案しますが・・・これがなかなか費用が掛かるので、新築するほどの費用が掛かります。
 
お客様はそこまで大掛かりな工事で無く少しだけとか、一部の部屋だけのリフォームを行い費用を掛けないで暖かい家に出来ないかと相談されます。
 
何度もリフォームを行っている家の工事に行くと、最初の時の建物はしっかりとしているのですが、後でリフォームした箇所が中途半端な断熱工事のためか、腐食していたりカビが生えてたりしている事が多いです。
結果的は最初に建てた家の部分がしっかりとしているという事になります。
 
家の一部をリフォームして綺麗にする事はそれ程難しい事では有りませんが、中途半端に断熱工事をすると壁内で結露になって20年も経たずに不都合になって来る事が多いです。
電化製品は1年・自動車は3年~5年で保証期間が終わるので、20年経って不都合になってもその時は時効だから気にするなと言う人も居ますが後で都合が悪くなる事を分かっている工事をするのは嫌ですね
 
リフォームをしっかりと良いのにしたいと思いますが、費用もそれなりに掛かりますので悩ましいですね。
設計木花ではコンパクトで性能の良い家を建てる事をお勧めしています
 
今回は断熱リフォーム相談のお話でした。
 
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