5月8日(月曜)に珠洲で起きた地震の被害状況を調査に行ってきました。
沢山の報道機関が被害状況の取材をされていました。
 
新聞やテレビで報道されていた倒壊した建物です(涙)
 
 
安心して住める家が倒壊すのは怖いですね
見た感じですが100年以上は経っている家だと思って見ました
100年前は大きな入母屋造りの家が立派な家だと言われてましたでしょう
耐震性は・・・・
 
そして年代と地域性で瓦屋根が多いです
昔は瓦屋根の棟瓦を高く積み上げるのが良い家の象徴でした
高く積み上げた事が仇となって棟瓦が地震で落ちています
格好良いと思って高く積み上げたのですが・・・残念
 
 
市営住宅の屋根瓦の様子です
地震の揺れの方向の原因なのか同じように棟瓦が崩れてます
 
 
壊れた家の道向かいで同じ様な年代の家が何とも無く建っています
何が原因で壊れる家と何とも無い家と別れるでしょうかね
何とも無いと思っていた家も次の地震の時はどうなるか不安です
 
わりかし新しく建てられた家は被害が無いようです
手前の車庫も母屋も被害が瓦のずれも無いようです
 建物も問題なさそうです
 
 
見た感じで築10年~20年の新しい家は被害が無いようです
 
 
建物の被害が有りますが思っているより基礎の被害が少ないように見てきました。
建てたころにはホーダウンアンカーで柱を緊結する事が無かったので土台と基礎とずれている家も有りました
 
 
 
 
間口を広く開けた建物は弱いですね
車を入れる車庫だったりお店にする為に広い開口を取った家は弱いです
1階の開口を広くしたいと要望は有りますが耐力壁の必要性が分かりますね
問題なさそうに見える家もよく見ると傾ています
傾いた家にはそのまま住むことは出来ないです・・残念(涙)
 
 
 
 
そして地震の度に言われるブロック塀の倒壊です
高さの有るブロック塀は危ないです
 
 
 
 
経年劣化の影響も有りますが先ずは高いブロック塀を無くす事が大切です
これまで幾度も倒れたブロック塀の犠牲になっている事が有ります
地震が来たらブロック塀から離れましょう
 
地震で壊れた家を見ると耐震性の重要性が分かります
家族と財産を守るためにも耐震性を重要項目の一つにしたいです
 
耐震性にこだわる設計木花家です
本物の高気密高断熱住宅を原価で建てる設計木花家です