よくお客様に聞かれる事があります。

Q1.ワインを飲む時グラスをまわすのはナゼ''

グラスの底をテーブルにつけたまま、グラスを大きく渦巻き状に回転させる事でワインが空気に触れ、香り成分が目を覚まし蒸発とともに立ち昇ってきます。この香りを「ブーケ」と呼びます。
ワインが熟成される中で生まれてくる香りなので熟成度や熟成方法によってさまざまな香りが現われてきます。

そして軽く香りを確認下さい。このときに立つ香りは「アロマ」と呼ばれ、もともとぶどうが持っている香りや発酵中に生まれてくる果実の香りで、ぶどうの品種や熟成度によってさまざまに感じられます。

上質なワイン程、果実の香りがはっきりと鮮明に感じられます。

赤ワインでは、カシスや木いちご、野いちごなどの果実の香りや、ピーマンなどの野菜、スミレなどの花、甘草などのスパイスの香りに例えられることが多いです。

白ワインでは、青りんごやレモン、ライムなど、爽やかな果実の香りに例えられることが多いです。
他にはミントやレモングラスなどのハーブ、ユリやバラなどの花の香りに例えられることもあります。


グラスを回したらすぐに鼻を近づけて、軽く香りを楽しみましょう♪
ブーケは果実香を感じるアロマとは違う特徴があります。

ワインの香りは「アロマ」と「ブーケ」の2回、楽しみます。

ちなみに長時間香りを楽しむというよりも、初めに感じた香り=第一印象で感じた香りを大切に・・・・